基本的な英会話学習の流れ

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■基本的な英会話学習の流れ

基本的な英会話学習の流れのイメージ写真 基本的な英会話学習法ですが、「言葉を覚えるプロセス」が基本となります。 つまり、ネイティブスピーカーが発音した単語やフレーズ、会話などを繰り返し繰り返し聴き、さらに繰り返して発音する方法です。 語学番組や英語教材などは必ず録音し、携帯音楽プレーやなどでいつでも何処にいても常に聴ける状態にしておきます。 また、英会話教室や家庭教師に習う場合でも、ボイスレコーダーでレッスン内容をすべて録音し、いずれの場合も後で繰り返し練習ができるようにしておきます。

・英単語、フレーズなどを覚える

では、これから英会話を習得するにあたって、何から始めれば良いのでしょうか。 もちろん英語なら何から始めてもそれなりの効果がありますが、 効率を考えると、ある程度その方法や順序などが決まってきます。

赤ちゃんが言葉を覚える時は、まず簡単な単語を繰り返します。 「パパ」や「ママ」などは最初に覚える言葉ですね。 また、「ごはん」、「ジュース」、「ミルク」などの食べ物、 また、ペットがいる家では「わんこ」や「にゃんこ」、 体の部位の「あんよ」や「おてて」 外に行きたい時には「おそと」など…。

これらは便宜上幼児言葉になっていますが、 これから英語を身に着けるにはこれと同じことをすれば良いのです。 極端に言えばお腹がすいた時には「Hungry」、 トイレに行きたい時には「Bathroom」と言えばそれなりに通じるでしょう。 しかし、お腹がすいたは「hungry」という事を知らなければ何も言えませんね。 このようにまずは単語やフレーズをできるだけ覚えることで、 とっさの時には必要な単語を繰り返すだけで通じる事も多いと思います。

では単語やフレーズはどうやって覚えれば良いのでしょうか。 単語やフレーズを覚える方法としては、単語帳を作ったり、単語や熟語の教材、 スマホアプリなどもありますが、 もし自分で単語帳を作る場合には、少し工夫すれば覚える効率をグンと上げる事ができます。 そのひとつは意味が対になっている単語をセットで覚えることです。 これは例えば、「Up(上)」と「Down(下)」とか、「Left(左)」と「Right(右)」、 「Soft(やわらかい)」と「Hard(かたい)」などです。

また、同じ意味や同じような言い回しをセットで覚えます。 これは、たとえば日本語で「いいえどういたしまして」という意味に使えるものとして、 「Sure.」、「No problem.」、「That’s OK.」、「You’re welcome.」などの例です。 もちろんそれぞれ微妙にニュアンスが違っていますが、それも含めて覚えます。

その他には発音が似ている単語をまとめて覚える事も効率的です。 例えば「Play(遊ぶ)」と「Pray(祈る)」や「Best(最上)」と「Vest(着るベスト)」 などです。

このように反対語や意味が同じようなもの、発音が似ているものなどを対やグループにして覚える事で 大きなメリットがあります。 それは、例えばある単語を思い出したい時になかなか思い出せない事がよくあります。 このような場合に、対になる単語や同じような意味の別の単語を思い出すことにより、 忘れていた単語を連鎖的に思い出すきっかけとなるのです。

・重要なのは繰り返すという事

では具体的な学習方法はどうすればよいでしょうか。 それは、教材となるネイティブスピーカーが発する単語やフレーズを聞いて、すぐに同じように真似をして発音する練習を何度も何度も繰り返す方法となります。

1つの単語やフレーズを何回か続け繰り返していると、もう良いかなという感じになることがあります。 そうなったら次の単語やフレーズをまた繰り返して練習します。こうやって次々に新しい単語やフレーズを覚えて行きますが、 これですぐに身につくわけではありません。

英語を身に着けるには、繰り返して覚えた単語やフレーズを、また少し間をおいて同じように繰り返し練習します。 同じ単語やフレーズを1週間なり10日なり間をおいて何度か反復しているうちに、だんだんと自然に身についてくるのです。 重要なのは間をおいて繰り返すということです。

・イメージで覚えるという事

さらに効果的なのは、出てくる単語やフレーズなどは、イメージで覚える事です。 例えば英語で「机」を覚える場合には、勉強机でもビジネス用の事務机でもよいのでそれをイメージの絵として頭に思い浮かべます。 それを直接「desk」として頭にインプットします。ソファーのテーブルなら「table」です。 つまり日本語の「机」やカタカナの「テーブル」というものを間に入れないという事です。

と、言ってもなかなか難しいので少し工夫します。 たとえば身近なものを覚える場合で自宅などの場合は、リビングのソファーには「sofa」、テーブルに「table」、キッチンの冷蔵庫には「refrigerator」、 洗面台の鏡には「mirror」と書いた付箋(テプラなどのラベルプリンターがおすすめ)を貼っておき、家じゅうのありとあらゆるものの 英語での表現をそれを見る度に目につくようしておけば、いやでも無意識にインプットされます。

これがフレーズなら例えば「Would you like some coffee?」というフレーズが出てきたとします。 この場合は自分が初対面のお客様をお迎えして「コーヒーいかがですか?」と言っているるシーンをイメージしながら発音を繰り返します。 初対面の人には丁寧な言い方になる事はイメージできるでしょう。 この場合も日本語を間に置かずにコーヒーでいかがですか?という「気持ち」で「Would you like some coffee?」を繰り返します。

また、これが友達にコーヒーでも飲む?ということなら「Do you want a cup of coffee?」と友達に聞いているイメージを浮かべながら繰り返します。 このような訓練を1日何十回、何百回とやり、その後1週間〜10ぐらい間をおいて何度か繰り繰り返します。 こうする事で、丸ごと頭ではなく体にインプットさせる事ができるのです。

・普段の出会うシーンや行動中に頭の中で英語で表現する

ある程度、英単語やフレーズが身についてきたら、日常の生活の中で常に英語で表現する練習をします。 例えば、朝起きたら家族に「おはよう」という代わりに「Good morning.」と言ったり、 自宅に帰った時なら「I'm home.」というふうに、1日に出会うありとあらゆるシーンで英語で言う癖をつけます。 恥ずかしい場合や、声に出して言えない状況の場合でも、頭の中で言うだけでも効果があります。

また、家族や友人、仕事上で誰かと会話する場合でも、会話する時の日本語を発する前に、 それを英語でどう言えばよいか考えて頭の中で表現してみます。 最初は時間がかかるかも知れませんが、この練習をしているうちにだんだん英語での表現することが早くなってきますので、 英語の瞬発力が格段に向上します。

・まずは身の回りから

単語を覚えるといっても、どんな単語を覚えれば良いのでしょうか。 英単語は何万とありますので、英英辞書を頭からインプットしようとしても身にけるにはとても非効率です。 そこで、まずは身の回りから覚えてしまいましょう。 普通の人は、自宅と学校や職場にいる時間が多いと思います。 また、休日などはどこかに出かけたり、趣味に興じたりもするでしょう。 まずはこれらの自分の身の回りの全てを英語に置き換えます。

例えば家族の呼び方、自分の部屋にあるものや家の中にあるものの名前などを全て英単語に置き換えるのです。 物なら付箋やテプラなどで、その単語を書いて貼ってしまうと常に目にしますので身に付きやすいと思います。 そしてその単語を覚える時に、対になるのもや同じような意味があるもの、発音が似ている単語を調べておいて、 一緒に覚えていまいましょう。

・趣味や好きなことから入れ!

人は、自分が興味があるものなら趣味であれ遊びであれ、飽きないで続ける事が出来ると思います。 英会話においても同じで、自分の趣味や好きなものを題材とした教材があれば活用すべきです。 例えば、釣りが好きな人なら、Youtubeの釣りに関する海外の英語の動画を見ながら、 その中の会話なり説明なりを聞けば、何を言っているか知りたくなり、 また、好きなことであれば、どんなことを説明しているのかある程度見当がついたりして、 意味や発音を早く覚える事が出来る事でしょう。

では英会話の学習法はどんなものがあるのでしょうか。


英会話の学習方法の種類は?