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a（an）とtheの使い方
a（an）やtheは、冠詞といいますが、日本語にはこの概念がない為に、どのような場合につけるのか、つけないのか、
また、aなのかanなのか、それともtheなのかが分からずにいいかげんになってしまうものです。
しかし、これをいいかげんにしたままで英語で会話した場合には、
ちょっと足らない英会話になってしまいます。
冠詞といっても、完全な規則があるわけではなく、例外もあるので、
最終的には多く英語で会話することで、だんだん慣れて行くしかないのですが、
ある程度の規則がありますので、それに基づいて、a（an）やtheの使い方ができるようにしておけば、
当たらずとも遠からずの英会話が出来るようになります。
・a（an）の基本的な使い方
まず「a（an）」ですが、不定冠詞といい、特定できない単数の名詞の前につけて使います。 つまり、伝える相手に対して特定できない名詞で数えられるもので1つのものの場合につけるという事になります。 例えば「an apple」は、これからスーパーに行って買う予定の定まっていない多くのリンゴの中の「１つのリンゴ」という概念になります。 appleの場合はaではなくanをつけますが、これは、aに続く名詞が母音で始まる場合には 「a」ではなく「an」をつけるという決まりになっている為です。 また、「a」の発音ですが、「ア」でも「エイ」でもどちらでもOKです。
・theの基本的な使い方
次に「the」の使い方ですが、これはa（an）と同じく名詞の前につけるのですが、
theをつける場合というのは、既に特定されて定まっている名詞の前となります。その為、theは定冠詞といいます。
つまり「the apple」は、前もって話などで既にわかっているもの、
例えば既にそのリンゴについての説明がされていて、特定されている「そのリンゴ」のような概念になります。
また、唯一ひとつしかないもの、例えば地球は１つしかないという共通認識となりますので「the Earth」でOKです。
theの場合は、そのリンゴが特定されているものであれば複数でも「the apples」という使い方になり、
「a（an）」のように、数によって「the」がつかないということはありません。
但し、後に続く名詞が母音で始まる場合には発音が変わります。
カタカナで表すと、theの後に続く名刺が母音ではない場合には通常「ザ」と発音しますが、母音の場合は「ジ」と発音します。
「the apple」は「ジ、アポゥ」のような感じですね。
・冠詞の効果的な習得の仕方
冠詞の「a」と「an」、「the」もそうでしたが、何故、後に続く名詞が母音で始まる場合に冠詞の発音が変わってしまうのでしょうか。
これは単にそのほうが発音しやすい（逆に母音が続くと発音しにくい）ためだといわれております。
いずれにしても冠詞のつけ方は英会話をしてゆく中で慣れて行くしかないのですが、
冠詞をないがしろにしないで、最初は名詞の前には冠詞がつくという意識を持って会話するようにすれば、
たとえそれが間違った使い方の冠詞だったとしても、冠詞をつけるべき所につけないよりは、伝えたいことが話し相手に伝わりやすいので、
結果的に自然に冠詞の正しい使い方が身について行くことと思います。
・a(an)とtheの使い方についての参考になる動画やサイト
aとtheの違い！英語の冠詞は特定できるかどうかで使い分ける
aとtheの違いについて解説しているページです。（エイゴリ）
a, an を付ける時、付けなくて良い時を見分ける４つのポイント
a(an)について解説しているページです。（初心者英会話ステーション）
The を付ける、付けないを見分ける３つのポイント
Theについて解説しているページです。（初心者英会話ステーション）
冠詞とは 【初級】簡単英文法
冠詞について解説しているページです。（かんたん・ひとこと英文法）
AとTheの使い分け // "A" vs "The" 〔#001〕（バイリンガール英会話）
冠詞の「A」の発音はエイでもアでもOK！ネイティブのAの使い分けを伝授