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TOEICテストの出題形式が変更になります
TOEICホームページのインフォメーションによると、TOEICテストの第210回公開テスト（2016年5月29日実施分）より、
出題形式の一部が変更されるという発表がありました。
TOEIC（トーイック）とは
アメリカのETSという非営利団体がやっている「母国語が英語以外の人が、英語でコミュニケーションする能力を評価する為のテスト」で、
世界150ヶ国で行われている世界標準のテストとなっています。
日本でのTOEICテストの実施は、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）が行っています。
ETSでは、今回の変更を実施する背景として、日常場面やビジネス場面における英語によるコミュニケーション能力が
時代と共に変化しており、その変化に対応する為、より実際的な出題形式を採用するとしています。
今回の変更では、最近のSNSに代表されるテキストメッセージやインスタントメッセージによるコミュニケーション形式や、
複数（3人以上）の人々が参加する会話形式などが新たに加えられるということです。
特に重点が置かれるのは、たとえば地図やグラフなどが印刷された視覚素材と、流れてくる会話の情報を関連づけたりする
複数の情報源から得られる情報を紐づける能力の設問が挙げられています。
これにより、現行のTOEICテストで実施されているリスニングセクション及びリーディングセクションの、
各パートの問題内容の変更及び問題数の増減などが実施されるということです。
リスニングセクション及びリーディングセクション全体の設問数は、これまでと同じそれぞれ100問で、
テスト時間もそれぞれ同じリスニングセクションは45分間、リーディングセクションは75分間となっています。
今回変更が発表されたのはTOEICテストの公開テスト分で、団体特別受験制度であるIPテストのほうの変更は、
詳細が決まり次第発表するとの事です。
（2015年11月5日）
TOEICテストの変更内容の詳しい情報は下記リンクで確認して下さい。
TOEICテストの出題形式一部変更について
PRESIDENTオンラインのWebページでも解説されています。
10年ぶりの大改訂「TOEICはこう変わります！」
こちらも合わせてご覧く下さい。
TOEIC（トーイック）とは？